リゾートバイトは高時給と寮費・食費無料どっちが貯まる?

リゾートバイトで貯金を優先するなら、「高時給」と「寮費・食費無料」のどちらか一方だけで決めないほうがよいでしょう。

見るべきなのは、

月の給料-寮費-食費-光熱費-交通費などの自己負担

で最終的にいくら残るかです。

たとえば時給1,500円でも生活費が毎月5万円かかる求人なら、時給1,300円で寮費・食費・光熱費が無料の求人より残る金額が少なくなることがあります。

一方、時給差が300円以上あり、生活費の自己負担が少ないなら、高時給求人のほうが有利になる場合もあります。

貯金したい人は、まず時給差を月額に直し、それと生活費の差を比べてください。

時給100円の差は1か月でいくらになる?

1日8時間、月22日、合計176時間働くとして計算してみます。

時給差1か月の給与差
50円8,800円
100円17,600円
150円26,400円
200円35,200円
300円52,800円

ここが高時給と生活費無料を比べる基準になります。

たとえば、

「時給が100円高い代わりに寮費が月2万円必要」

なら、時給差による増収は1万7,600円なので、寮費だけで逆転します。

さらに食費も自分で払うなら、時給が低くても無料求人のほうがお金を残しやすくなります。

時給1500円と1300円を比べるとどうなる?

分かりやすく、仮の2求人を比較します。

A求人
時給1,500円
月176時間勤務
生活費の自己負担:月5万円

B求人
時給1,300円
月176時間勤務
寮費・食費・光熱費:0円

給与は、

A求人:26万4,000円
B求人:22万8,800円

なので、給料だけならA求人が3万5,200円高くなります。

しかし生活費を引くと、

A求人:26万4,000円-5万円=21万4,000円
B求人:22万8,800円-0円=22万8,800円

となり、税金・社会保険料などを考える前の単純比較では、B求人のほうが1万4,800円多く残ります。

このように、時給200円の差でも生活費によって逆転することがあります。

時給差が300円なら高時給側が有利になることもある

同じ条件で、高時給側を時給1,600円にしてみます。

A求人
時給1,600円
月176時間勤務
生活費自己負担:5万円

B求人
時給1,300円
月176時間勤務
生活費自己負担:0円

A求人の給与は28万1,600円です。

5万円を引くと23万1,600円なので、B求人の22万8,800円より2,800円多くなります。

この場合は、高時給側がわずかに上回ります。

つまり、

「高時給がいい」
「無料求人がいい」

と決めるのではなく、

時給差×月の勤務時間

と、

毎月の生活費差

を比べれば判断できます。

貯金目的なら「時給差より生活費差が大きいか」を見る

判断方法はシンプルです。

たとえば候補Aと候補Bの時給差が150円なら、月176時間勤務で給与差は2万6,400円です。

生活費無料の求人によって毎月3万円以上節約できるなら、時給が150円低くても無料求人のほうが残る可能性があります。

反対に生活費の差が月1万円しかなく、時給が200円高いなら、高時給求人のほうが有利になりやすくなります。

求人を比較するときは、

「時給がいくら違うか」

ではなく、

「時給差を月額にするといくらか」

まで計算してください。

寮費無料の効果は大きい

リゾートバイトでは、寮費無料の求人が多くあります。

通常の一人暮らしでは家賃が毎月発生しますが、住み込み求人で寮費が無料なら、その支出を抑えられます。

さらに水道光熱費まで無料の求人があります。

貯金目的なら、

「寮費無料」

だけを見るのではなく、

・水道代
・電気代
・ガス代
・管理費
・退寮時の清掃費

など、ほかに自己負担がないか確認します。

求人によって条件は異なるため、「寮費無料=住居関連費用が完全に0円」とは限りません。

食費無料は「何食・何曜日か」が重要

食費無料も条件差が大きい部分です。

実際の求人には、

・出勤日に1食無料
・出勤日に2食無料
・毎日2食無料
・休日を含め毎日3食無料

などがあります。

「食費無料」と書かれていても、出勤日の昼食だけなら、朝食、夕食、休日の食事は自分で用意します。

現在の求人でも、時給1,500円で寮費・水道光熱費は無料でも、無料の食事は出勤日の1食だけという募集があります。

一方、時給が低めでも休日を含め3食無料の求人があります。

貯金目的なら「食費無料」の表示だけで判断せず、

「1日何食ですか」
「休日も出ますか」

まで確認します。

3か月働くと生活費の差はさらに大きくなる

1か月では小さく見える差でも、長く働くと影響が大きくなります。

たとえば生活費の差が月3万円なら、

1か月:3万円
2か月:6万円
3か月:9万円

です。

時給100円の差なら月176時間で1万7,600円なので、3か月で5万2,800円です。

この条件なら、

高時給による増収:5万2,800円
生活費無料による節約:9万円

となり、生活費無料側が有利になります。

2~3か月以上働く予定なら、固定費の差を軽く見ないほうがよいでしょう。

ただし勤務時間が違えば比較結果も変わる

時給と生活費だけでは、まだ十分ではありません。

求人によって実際に働ける時間が違うからです。

たとえば、

A:時給1,500円、月140時間
B:時給1,350円、月176時間

なら、

A:21万円
B:23万7,600円

となり、低時給のBのほうが給与自体も高くなります。

リゾートバイトでは、宿泊客の数や時期によって勤務時間が変わることがあります。

貯金を優先するなら、

時給
↓
月の勤務予定時間
↓
予想月収
↓
生活費

の順番で確認します。

高時給と生活費無料を両方満たす求人もある

実際には、「高時給か生活費無料か」の二択にする必要はありません。

現在のリゾートバイト求人には、

・時給1,500円以上
・寮費無料
・水道光熱費無料
・食費無料

を同時に満たす募集があります。

時給1,600円以上で寮費・食費無料という求人も確認できます。

貯金だけを重視するなら、最初からどちらかを捨てるのではなく、

「時給1,400円以上+寮費無料+食費無料」

など複数条件で探したほうが効率的です。

高時給と生活費無料が両立する求人があれば、まずそこから比較するのがよいでしょう。

ただし好条件になるほど応募条件も見る

高時給で生活費まで無料なら魅力的ですが、仕事内容や応募条件は必ず確認します。

高時給求人には、

・接客経験が必要
・調理経験が必要
・2~3か月以上勤務
・特定の日程から勤務
・複数の仕事を担当

などの条件が付くことがあります。

条件のよい求人でも、自分が契約期間を最後まで働けなければ意味がありません。

交通費についても、契約満了を条件に支給する求人があります。

貯金額だけで無理な求人を選ばず、自分が続けられる仕事内容かも確認します。

休日にお金を使うかでも貯金額は変わる

生活費無料の求人でも、休日に観光や外食をすればお金は減ります。

特に市街地や有名観光地では、

・外食
・飲み会
・買い物
・観光
・レジャー

に使いやすくなります。

一方、周囲に店が少なく、休日も食事無料の勤務先なら支出を抑えやすくなります。

本当に短期間で貯金したいなら、求人条件だけでなく、

「この場所で自分は休日にどれくらい使いそうか」

まで考えると現実的です。

食費無料でも自分に合わない食事なら出費が増える

毎日食事が無料でも、必ず食費が完全に0円になるとは限りません。

提供される食事が自分に合わず、コンビニや外食を利用すれば追加費用が発生します。

また、勤務時間によって3食すべて食べられない場合もあります。

実際の求人でも「3食無料だがシフトによって食べられない場合がある」と記載された例があります。

食費を重視するなら、

・どんな形で提供されるか
・休日も利用できるか
・利用できる時間帯

も確認しておきましょう。

交通費も最後に残る金額へ影響する

遠方へ行くなら、赴任・帰任交通費も含めて比較します。

交通費支給と書かれていても、

・上限あり
・契約期間満了が条件
・領収書が必要
・最終給与と一緒に支給

という場合があります。

時給差で1万円多く稼げても、交通費の自己負担が2万円多ければ逆転します。

特に1か月程度の短期では、交通費の割合が大きくなりやすいため注意してください。

貯金目的ならこの計算で2求人を比べる

候補が2つまで絞れたら、それぞれについて次を計算します。

月の予想給与
-寮費
-水道光熱費
-食費
-交通費の月換算分
-その他必ずかかる費用

ここで残った金額を比較します。

さらに税金や社会保険料など給与から引かれる金額がありますが、契約条件や本人の状況によって変わるため、最終的な手取り見込みは派遣会社へ確認します。

比較するときは「時給」ではなく、「全部引いたあとに残る見込み額」を横に並べてください。

迷ったら時給100円より無料条件を細かく確認する

月176時間勤務なら、時給100円の差は月1万7,600円です。

そのため、時給が100円高いというだけで求人を決めるより、

・寮費はいくらか
・光熱費はいくらか
・食事は何食無料か
・休日も食事が出るか

を確認する価値があります。

これらの差が合計1万7,600円を超えるなら、時給が100円低い求人でも残る金額は多くなる可能性があります。

反対に生活費の差が小さいなら、高時給を選ぶメリットが大きくなります。

一番貯まるのは「高時給+生活費無料+安定シフト」

貯金目的で最も探したいのは、

高時給
+
寮費無料
+
水道光熱費無料
+
食費無料
+
安定してシフトに入れる

求人です。

現在も、時給1,500~1,600円台で寮費・食費・水道光熱費が無料の募集はあります。

そのため「高時給と無料条件のどちらを選ぶか」を考える前に、両方を満たす求人がないか確認してください。

それが見つからなければ、

時給差×月の勤務時間

と、

生活費の自己負担差

を比較します。

貯金が目的なら、最初に派遣会社へ「時給が一番高い求人」ではなく、「寮費・光熱費・食費を含めて、毎月一番お金が残りそうな求人を出してください」と伝えるのが具体的な第一歩です。

出典

グッドマンサービス|リゾートバイト.com【業界No.1の高時給・高待遇】
グッドマンサービス|よくある質問
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