リゾートバイトを探す方法は、大きく分けると「リゾートバイト専門の派遣会社」「勤務先への直接応募」「一般の求人サイト」があります。
初めてで勤務先がまだ決まっていないなら、リゾートバイト専門の派遣会社から探す方法が選びやすいでしょう。
複数の勤務地や求人を比較でき、仕事内容・寮・食事・交通費などについて担当者へ確認してから応募できるためです。勤務開始後に条件や人間関係で困った場合も、派遣元へ相談できます。
一方、「このホテルで働きたい」「このスキー場で働きたい」と勤務先が決まっているなら直接応募も候補です。
一般求人サイトは求人を広く探すには便利ですが、「求人サイトから応募した=直接雇用」とは限りません。派遣会社の求人も掲載されているため、最終的には「誰と雇用契約を結ぶ求人なのか」を確認する必要があります。
まず「探す場所」と「雇われ方」を分けて考える
リゾートバイトを探すときに最も混同しやすいのが、「求人サイト」と「派遣」を同列に考えてしまうことです。
派遣・直接雇用は、誰と雇用契約を結ぶかという働き方の違いです。
一方、求人サイトは仕事を見つけるための入口です。
例えば一般の求人サイトでリゾートバイトを検索すると、
ホテルが直接募集しているアルバイト
と、
人材派遣会社が募集している派遣社員
の両方が表示されることがあります。
リゾートバイト専門サイトでも、運営会社が派遣会社である場合があります。
つまり、最初に見るべきなのはサイト名ではなく、求人票に書かれている「雇用形態」と「雇用主」です。
3つの探し方を比較
違いを簡単にまとめると次のようになります。
| 探し方 | 雇用主 | 求人比較 | 相談相手 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 専門派遣会社 | 派遣会社 | 多い | 派遣会社 | 初めて・条件から探したい |
| 直接応募 | ホテル・旅館・スキー場など | その施設中心 | 勤務先 | 働きたい施設が決まっている |
| 一般求人サイト | 求人による | 幅広い | 求人による | 広く求人を探したい |
一般求人サイトは雇用形態そのものではありません。
掲載されている求人ごとに、派遣なのか直接雇用なのかを確認します。
初めてなら専門の派遣会社から探すと分かりやすい
リゾートバイトが初めてなら、専門の派遣会社から探す方法にはメリットがあります。
リゾートバイトでは、普通のアルバイト以上に確認する条件が多いためです。
例えば、
- 仕事内容
- 勤務期間
- 時給
- 月の勤務時間
- 寮タイプ
- 寮費
- 水道光熱費
- 食事
- 職場までの距離
- スーパー・コンビニ
- 交通費
- 温泉やリフト券などの特典
まで見なければなりません。
専門の派遣会社なら、このような条件をまとめて相談しながら求人を探せます。
「沖縄で個室寮、車なしでも生活できて、2か月程度働きたい」
のように条件を伝え、該当する求人を紹介してもらう方法もあります。
派遣なら雇用主は勤務先ではなく派遣会社
派遣で働く場合、実際に仕事をするのはホテルや旅館でも、雇用契約を結ぶ相手は派遣会社です。
給与を支払うのも派遣会社です。
仕事上の指示は勤務先である派遣先から受けます。
例えば、
派遣会社
↓雇用契約
自分
↓実際に勤務
ホテル
という関係です。
そのため、給与、社会保険など雇用に関する手続きや契約については派遣会社が窓口になります。
勤務中に困ったとき派遣会社へ相談できる
派遣を選ぶ大きな違いの一つが、勤務先以外にも相談先があることです。
例えば、
「求人で聞いていた仕事内容と違う」
「寮について確認したい」
「シフトについて勤務先へ言いにくい」
といった場合に、派遣会社の担当者へ相談できます。
派遣元には、派遣労働者へ就業条件を明示することや、派遣先との連絡調整などについてルールがあります。
初めて住み込みで知らない土地へ行く人にとって、勤務先以外の窓口を持てることは一つのメリットです。
派遣会社によって求人や条件が違う
「どの派遣会社でも同じ求人が出ている」とは限りません。
派遣会社によって、
得意な地域
保有している求人
時給
交通費
福利厚生
前払い制度
求人情報の詳しさ
担当者のサポート方法
などが違います。
同じ勤務先でも、派遣会社によって時給や条件が異なるケースがあると各社から案内されています。
そのため、派遣会社を一つ見ただけで、
「この地域は求人がない」
「このホテルは時給が低い」
と判断しない方がよいでしょう。
派遣会社は複数登録して比較してもよい
求人を探す段階なら、複数の派遣会社へ登録して比較する方法があります。
実際に主要なリゾートバイト会社でも、複数社へ登録して求人条件を比較すること自体は可能と案内されています。
例えば2社で、
同じ勤務地
同じ勤務期間
似た職種
を条件に求人を出してもらい、
時給
寮
食事
交通費
担当者から得られる職場情報
を比べます。
ただし、同じ勤務先へ複数の派遣会社から重複応募することは避けた方がよいでしょう。
比較する段階と、実際に選考へ進む段階は分けて考えます。
派遣会社サイトでも「直接雇用」の求人がある
ここも間違いやすいところです。
リゾートバイト専門の派遣会社へ登録したからといって、紹介される仕事がすべて派遣とは限りません。
「職業紹介」という形で、派遣会社が求人を紹介し、採用後はホテル・旅館などと直接雇用契約を結ぶ場合があります。
この場合、
求人を紹介する
→派遣会社
雇用する
→勤務先
となります。
派遣会社のサイトで見つけた求人でも、求人票の「雇用形態」を確認しましょう。
直接応募ならホテルやスキー場と直接契約する
勤務先の公式採用ページなどから直接応募する方法もあります。
現在もスキー場やリゾート施設が、自社サイトでシーズンアルバイトを直接募集しています。
例えば、
スキー場公式サイト
↓
募集要項を見る
↓
応募フォームから応募
↓
施設による選考
↓
その施設と雇用契約
という流れです。
この場合、給与を支払うのも勤務先です。
働きたい施設が決まっているなら直接応募は早い
例えば、
「毎年行っているスキー場で働きたい」
「このホテルで働いてみたい」
と勤務先まで決まっているなら、公式採用ページを直接確認する方法があります。
わざわざ多数の施設を比較する必要がないためです。
リフト券無料、寮、食事、勤務期間などを公式の募集要項から確認して、そのまま応募できます。
特定の施設を目的にしている人にはシンプルな探し方です。
直接応募では勤務先と自分で条件を確認する
直接応募の場合、派遣会社の担当者が間に入るわけではありません。
そのため、
寮は個室か
食事は休日も出るか
交通費はいくらまでか
どの職種に配属されるか
シフトは中抜けか
車なしでも生活できるか
といった疑問は、採用担当者へ自分で確認します。
これは悪いことではありません。
勤務先から直接説明を聞けるメリットがあります。
ただし、初めてで何を確認すればよいか分からない人は、質問項目を整理してから応募した方がよいでしょう。
直接応募の方が必ず条件が良いとは限らない
「派遣会社を通さない方が中間手数料がないから時給が高いのでは」と考えるかもしれません。
しかし、直接応募の方が必ず高時給になるとは限りません。
実際には、派遣会社側の求人の方が高い時給になっているケースもあります。
一方、直接募集では独自のスタッフ特典や長期勤務、社員登用などを用意している施設もあります。
比較するときは、
直接雇用だから有利
派遣だから有利
と決めつけず、最終的な求人条件そのものを比べます。
一般求人サイトでもリゾートバイトは探せる
一般のアルバイト求人サイトでも、「リゾートバイト」「住み込み」「ホテル 寮付き」などで検索できます。
現在も一般求人サイトには、全国の住み込みリゾートバイト求人が掲載されています。
特定のリゾートバイト会社だけに絞らず探せるため、
「とりあえずどんな求人があるのか広く見たい」
という場合には便利です。
地域名を加えて、
「北海道 リゾートバイト」
「沖縄 住み込み ホテル」
などと探すこともできます。
求人サイトでは「募集している会社名」を見る
一般求人サイトを使うときに一番重要なのが、求人を出している会社名です。
例えば仕事内容が、
「箱根のホテルで住み込み」
となっていても、募集会社が人材派遣会社なら派遣求人です。
一方、募集会社がそのホテルの運営会社なら直接雇用の可能性があります。
求人ページでは、
雇用形態
会社名
給与支払元
採用後の雇用主
を確認します。
「求人サイトで見つけたから直接雇用」という判断はしないようにしましょう。
一般求人サイトは求人を見つける入口として使う
一般求人サイトの強みは、多くの求人を横断して検索できることです。
一方、掲載された求人について、求人サイトそのものが勤務期間中までサポートしてくれるとは限りません。
例えば求人サイトで派遣会社の求人を見つければ、その後の相談先は派遣会社になります。
ホテルの直接募集なら、その後はホテル側とやり取りします。
つまり一般求人サイトは、
「どんな仕事があるかを見つける場所」
として考えると分かりやすくなります。
求人数だけで派遣会社を選ばない
専門派遣会社を利用すると決めても、単純に掲載件数が一番多い会社を選べばよいとは限りません。
自分が沖縄で働きたいなら、全国求人が多くても沖縄求人が少なければ意味がありません。
確認したいのは、
自分の希望地域に求人があるか
自分の勤務期間で探せるか
個室寮など希望条件があるか
求人情報が詳しいか
勤務先の情報を担当者が持っているか
勤務後も相談できるか
です。
自分の条件に対して何件候補を出せるかの方が重要です。
口コミや写真まで確認できると選びやすい
派遣会社によっては、過去に勤務した人のレビューや、寮の写真などを掲載しています。
求人票だけでは、
職場の忙しさ
寮の古さ
周辺環境
スタッフの年代
実際の勤務時間
などが分かりにくいことがあります。
初めてなら、時給だけでなく「現地での生活を想像できる情報がどの程度あるか」も派遣会社を比較する材料になります。
特定のスキー場なら公式サイトも必ず確認する
スキー場など勤務したい施設が決まっている場合は、派遣会社だけでなく施設公式サイトも確認する価値があります。
現在もスキー場各社が、
時給
寮費
食事
リフト券
交通費
勤務期間
などを掲載して直接募集しています。
派遣会社には求人が出ていなくても、公式サイトでは募集している場合があります。
「ここで働きたい」という施設があるなら、
施設名+アルバイト
施設名+採用
でも検索してみましょう。
長く働きたいなら直接雇用も比較する
1〜2か月だけ働きたい人と、半年以上働きたい人では求人の選び方が変わります。
短期間で複数の地域を経験したいなら、派遣会社を使って次の勤務先を紹介してもらう働き方は使いやすくなります。
一方、
気に入ったホテルで長く働きたい
その地域へ移住したい
将来的に正社員になりたい
という場合は、直接雇用や社員登用ありの求人も確認した方が目的に合う場合があります。
「リゾートバイトをすること」ではなく、その後どうしたいかから雇用形態を考えます。
初めてなら派遣会社、施設が決まっているなら直接応募
3つの探し方は、次のように使い分けると分かりやすくなります。
| 自分の状況 | 最初に見る場所 |
|---|---|
| 初めてで何を選べばよいか分からない | リゾートバイト専門派遣会社 |
| 条件から複数求人を比べたい | リゾートバイト専門派遣会社 |
| 勤務中にも相談先が欲しい | リゾートバイト専門派遣会社 |
| 働きたいホテル・スキー場が決まっている | 施設公式採用ページ |
| 長期勤務・社員登用も考えている | 直接雇用求人も比較 |
| とにかく広く求人を見たい | 一般求人サイト |
| 派遣・直接の両方を探したい | 一般求人サイト+専門サイト |
初めてで勤務先も決まっていないなら、まずリゾートバイト専門の派遣会社を1〜2社見てみるのが分かりやすいでしょう。
希望する地域、勤務期間、職種、個室寮の有無などを同じ条件で伝え、紹介される求人を比較します。
最後は「どこで見つけたか」ではなく求人条件で決める
リゾートバイトを探す場所は一つに絞る必要はありません。
派遣会社で求人を見る
↓
一般求人サイトでも同じ地域を見る
↓
気になる施設があれば公式採用ページも見る
という探し方もできます。
そこで比較するのは、
時給
勤務時間
契約期間
寮
食事
交通費
周辺環境
雇用主
困ったときの相談先
です。
同じホテルで働く求人でも、応募ルートによって条件が違う場合があります。
まず専門派遣会社で自分の希望条件に合う求人を2〜3件見つけ、そのあと気になる施設名で公式採用ページや一般求人サイトも確認すると、自分に合う応募方法を判断しやすくなります。
出典
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