リゾートバイトなら、観光地に数週間~数か月住みながら働き、休日にその地域を旅行することはできます。
さらに契約が終わったら別の地域のリゾートバイトへ移り、北海道、温泉地、離島、沖縄などを順番に回る働き方も可能です。
ただし、「毎日好きな場所へ移動しながら、空いた時間だけ働く」という旅行とは違います。
勤務期間中は一つのホテルや旅館などに住み込み、決められたシフトで働くのが基本です。
旅行しながら稼ぎたいなら、「旅行をしながら仕事をする」というより、「観光地に暮らして働き、休日に旅をする」と考えると実態に近くなります。
リゾートバイトなら観光地に住みながら給料をもらえる
普通の旅行では、宿泊するほどホテル代がかかります。
リゾートバイトでは勤務先の近くに寮が用意され、寮費無料の求人も多くあります。
食事や水道光熱費まで無料になる求人もあります。
そのため、
旅行先へ行く
↓
ホテル代を払って滞在する
のではなく、
観光地へ移動する
↓
寮に住む
↓
働いて給料を受け取る
↓
休日に周辺を観光する
という生活ができます。
長期間その土地に滞在してみたい人には、一般的な旅行とは違った楽しみ方ができます。
休日なら普通に観光できる
リゾートバイトにも休日があります。
現在の求人では、月4~8日程度の休日を設定している勤務先が多くあります。
その休日を利用して、
・観光地を回る
・ご当地グルメを食べる
・温泉へ行く
・海へ行く
・スキーやスノーボードをする
・近隣の街へ出かける
といった過ごし方ができます。
普通の旅行なら数日で帰りますが、2~3か月住めば何度も休日があります。
有名な観光地だけでなく、混雑していない日に行ったり、地元の店を少しずつ回ったりできるのは長期滞在ならではです。
ただし休日数は求人によって違う
旅行目的なら、時給と同じくらい休日数を確認したほうがよいでしょう。
求人によっては月4日程度の場合もあれば、月8日程度休める勤務先もあります。
繁忙期にはシフトが増えることもあります。
「せっかく沖縄へ行ったのに、ほとんど観光できなかった」
という状態を避けたいなら、応募前に、
「平均すると月に何日休めますか」
と確認します。
観光を優先するなら、月収だけで求人を選ばないことが重要です。
連休を自由に取れるとは限らない
休日が月8日あっても、土日休みや4連休が保証されているわけではありません。
ホテルや旅館は土日、祝日、大型連休などに忙しくなりやすいため、休日はシフト制が中心です。
連休を使って遠くまで旅行したいなら、
「2連休を取れることがありますか」
「希望休は月に何日出せますか」
などを応募前に確認してください。
毎週好きな日に休める働き方ではありません。
そのため、勤務中は近場の観光、契約終了後に遠くまで旅行という分け方もできます。
「通し勤務」は観光の予定を立てやすい
旅行も楽しみたいなら勤務時間も重要です。
通し勤務は、
7時~16時
13時~22時
など、ある程度まとまった時間で働く勤務形態です。
勤務前後の時間がまとまりやすいため、
早番終了後に街へ出る
遅番の日は午前中に観光する
といった予定を組みやすくなります。
旅行や自分の時間を重視するなら、「通し勤務」で求人を探す方法があります。
「中抜け勤務」は近場なら楽しめるが遠出には向きにくい
旅館などでは中抜け勤務もあります。
たとえば、
7時~11時に勤務
↓
昼間に休憩
↓
16時~21時に勤務
という働き方です。
昼に数時間空くため、近くの温泉へ行ったり、カフェや海へ行ったりできる場合があります。
一方、夕方には勤務先へ戻らなければならないため、遠くの街まで観光するには使いにくいことがあります。
「昼間に観光できるから中抜けがいい」と決めず、行きたい場所までの移動時間も考えます。
温泉・スキー・海なら勤務先の特典も使える
旅行目的なら、休日だけでなく福利厚生にも注目できます。
求人によっては、
・温泉無料
・リフト券無料
・スキー、スノーボード用品のレンタル無料
・施設利用割引
などがあります。
たとえばスノーボードが目的なら、単に長野や北海道へ行くより「リフト券無料」の求人を選ぶほうが遊ぶ費用を抑えられます。
温泉好きなら、勤務先の温泉を無料で利用できる求人を選ぶ方法があります。
旅行先で何をしたいかが決まっているなら、勤務地だけでなく特典まで確認してください。
車があると行動範囲を広げやすい
観光地の中には、公共交通機関が少ない場所もあります。
寮から勤務先までは徒歩で行けても、休日に観光スポットまで移動するには車が必要という地域があります。
自分の車を持っていけるなら、「車持ち込み可」で求人を探す方法があります。
車がない場合は、
・駅まで徒歩で行ける
・路線バスがある
・観光地の中心に寮がある
といった求人のほうが旅行を楽しみやすくなります。
「有名観光地にある求人だから観光しやすい」とは限りません。
寮から実際にどう移動するかまで確認します。
北海道から沖縄まで順番に働くこともできる
リゾートバイトの特徴を活かせば、一つの地域だけでなく複数の地域を渡り歩くこともできます。
たとえば、
冬:北海道のスキー場
↓
春:箱根や伊豆の温泉地
↓
夏:沖縄や離島
↓
秋:京都周辺や紅葉エリア
といった働き方も考えられます。
一つの勤務先で契約期間を終えたあと、次の勤務先へ移ります。
1~3か月単位で勤務地を変えれば、一年間で複数の地域に住むこともできます。
短い旅行を繰り返すというより、「季節ごとに生活する場所を変える」働き方です。
次の仕事は今の勤務中に探しておく
各地を渡り歩くなら、契約が終わってから次の仕事を探すより、勤務中に次の求人を決めておくほうが移動しやすくなります。
たとえば3月末で北海道の仕事が終わるなら、3月中に4月開始の次の勤務先を探します。
次の仕事が決まっていれば、
北海道の仕事を満了
↓
数日移動
↓
次の地域へ赴任
とつなげられます。
仕事と仕事の間を空ければ、その数日を純粋な旅行期間にすることもできます。
全国を回りたいなら、派遣会社へ最初から「契約終了後は別の地域へ移りたい」と伝えておくと次の求人を探しやすくなります。
交通費は「全国を無料で移動できる制度」ではない
リゾートバイトでは赴任・帰任交通費が支給される求人があります。
ただし、これを「好きな場所へ無料で旅行できる」と考えないほうがよいでしょう。
交通費には、
・契約期間の満了が条件
・支給上限がある
・最初はいったん自分で払う
・最終給与と一緒に支給
といった条件があります。
実際に往復上限2万円、勤務期間によって上限が変わる求人などがあります。
遠方へ飛行機で移動すれば、支給上限を超えた分は自己負担になる場合があります。
勤務地を渡り歩く場合も、次の勤務地までの移動費がどこまで対象になるかは派遣会社と求人ごとに確認してください。
旅行だけを目的にするなら普通の旅行のほうが自由
リゾートバイトがすべての旅行好きに向くわけではありません。
たとえば、
「毎日好きな時間に起きたい」
「今日は北海道、来週は沖縄へ行きたい」
「観光の予定を仕事より優先したい」
という人には制約が多く感じられるでしょう。
リゾートバイトには雇用契約があり、決められた勤務期間とシフトがあります。
そのため、自由度だけを比べれば普通の旅行のほうが上です。
リゾートバイトが合うのは、
「その土地にしばらく住んでみたい」
「旅行費用を減らしたい」
「働きながら各地を回りたい」
という人です。
短期間で多くの場所を回りたい人にも向かないことがある
1か月で日本中を回りたいなら、リゾートバイトより鉄道や車で普通に旅行したほうが目的に合います。
リゾートバイトでは、一つの勤務先に1~3か月程度滞在する求人が多いためです。
逆に、
「一年かけて北海道から沖縄まで少しずつ回りたい」
という人なら相性がよくなります。
旅の速さで考えると、
短期間で多くの場所を見る
→普通の旅行
数か月ずつ各地で暮らす
→リゾートバイト
と分けると判断しやすくなります。
稼ぐことと観光を両方最大化するのは難しい
リゾートバイトでは、たくさん働けば給料は増えます。
しかし、勤務日数や残業が増えれば観光できる時間は減ります。
反対に休日が多い求人なら旅行はしやすくなりますが、勤務時間が減れば月収も下がる可能性があります。
つまり、
「月30万円以上稼ぎたい」
「毎週たくさん観光したい」
を同時に最大化できるとは限りません。
自分が優先するものを決めておきます。
| 目的 | 優先したい条件 |
|---|---|
| とにかく稼ぎたい | 高時給・安定シフト・寮費食費無料 |
| 観光したい | 休日数・通し勤務・交通アクセス |
| スキーを楽しみたい | リフト券無料・ゲレンデ近く |
| 温泉を楽しみたい | 温泉利用無料 |
| 全国を回りたい | 1~3か月程度・次の求人につなげやすい |
| 車で旅したい | 車持ち込み可・駐車場あり |
「旅しながら稼ぎたい」の中でも、本当に欲しい条件によって選ぶ求人は変わります。
旅を優先するなら求人はこの順番で選ぶ
旅行を楽しみながら働きたいなら、最初から高時給順に求人を見る必要はありません。
まず、
- 行ってみたい地域
- 働ける期間
- 休日数
- 通し勤務か中抜け勤務か
- 寮から観光地への移動手段
- 寮費・食費
- 時給
の順で確認すると、旅と仕事を両立しやすくなります。
貯金が最優先なら順番は変わりますが、「旅」が目的なら観光できる時間と移動手段を先に見ます。
「旅行気分」ではなく「その土地で暮らす」つもりで選ぶ
リゾートバイトでできるのは、毎日観光する旅行ではありません。
その地域で働き、スーパーへ行き、寮へ帰り、休日になったら観光する生活です。
しかし普通の数泊旅行では分からない店を見つけたり、季節の変化を感じたり、休日に何度も同じ場所へ行ったりできます。
そして契約が終われば、次の地域へ移ることもできます。
「観光地を短期間で回りたい」なら普通の旅行、「全国のいろいろな場所に住みながら収入も得たい」ならリゾートバイトが向いています。
後者なら、派遣会社へ最初から「旅行をしながら各地を回りたいので、休日を確保しやすく、次の地域へ移りやすい求人を希望します」と伝えるところから始めてください。
出典
ダイブ|「旅しながら働く」を実現しよう!旅を日常にしたい方必見のリゾートバイト
ダイブ|日本全国を飛び回る仕事で旅を日常に!旅好き必見の働き方とは?
ダイブ|お仕事開始前のよくある質問
ヒューマニック|リゾートバイトで休みの希望は通る?休日数・連休をまるっと解説!
グッドマンサービス|リゾートバイトを渡り歩く!自由に旅をしながら働く魅力とコツを徹底解説!
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