離島で暮らしてみたい|住み込みリゾートバイトの選び方

離島で一度暮らしてみたいなら、住み込みのリゾートバイトは、賃貸住宅を借りて移住する前に数か月生活を試せる方法です。

石垣島や宮古島のように飛行機でアクセスでき、市街地もある島から、西表島や小浜島のように船で渡り、自然に囲まれて生活する島まで選択肢があります。

ただし、離島は「海がきれいだから」で選ばないことが重要です。

実際に数か月暮らすなら、仕事と寮だけでなく、スーパー、病院、移動手段、インターネット、本土や大きな島へ戻る方法まで確認する必要があります。

初めてなら、まず「どれくらい不便な離島生活まで楽しめそうか」を考えてから島を選びましょう。

離島といっても暮らしやすさはかなり違う

同じ離島でも、生活環境は大きく違います。

たとえば石垣島や宮古島には空港があり、市街地にはスーパーや飲食店などがあります。

一方、小浜島や西表島など八重山の島へは、石垣島から船で移動するのが基本です。

さらに小笠原諸島の父島は、東京・竹芝から船で約24時間かかり、船の運航日程そのものを意識して生活する必要があります。

そのため、「離島で働きたい」と考えたら、まず次のように分けると選びやすくなります。

タイプ例向いている人
比較的生活しやすい離島石垣島・宮古島初めて離島生活をする
船で渡る自然の多い島小浜島・西表島などより強い離島感を味わいたい
北海道の季節型離島利尻島・礼文島夏の自然・登山などを楽しみたい
本土から遠い島小笠原など移動の不便さも含めて島生活をしたい

離島らしさが強いほど、自分で確認する生活条件も増えていきます。

初めてなら石垣島・宮古島から考えやすい

「一度は離島に住んでみたい。でも生活できるか不安」という人なら、石垣島や宮古島は候補にしやすい地域です。

どちらも空港があり、本州方面から直行便が利用できる路線があります。

リゾートバイト求人も、ホテルのフロント、レストラン、清掃、調理補助など幅広くあります。

現在の公開求人では、個室寮、部屋内に風呂・トイレ、Wi-Fi利用可能といった条件を備えた求人も確認できます。

特に石垣島は市街地に店舗がまとまっており、周辺の竹富島、小浜島、西表島などへ船で出かける拠点にもなります。

「休日は離島巡りをしたいが、毎日の生活はあまり不便にしたくない」

という人なら、石垣島から始める方法があります。

宮古島は島内生活を楽しみたい人に向く

宮古島も、離島生活の入口として選びやすい地域です。

ホテルやリゾート施設の求人が多く、現在の公開求人にはフロントなどの接客から施設管理、清掃などまであります。

宮古島、伊良部島、来間島などは橋で移動できる場所があるため、休日の行動範囲も広げやすくなります。

一方、寮や勤務先が市街地から離れている求人では、車がないと休日の移動が不便になることがあります。

宮古島を選ぶ場合も、

「宮古島だから便利」

と考えず、寮が島のどこにあるかを確認してください。

小浜島・西表島は「島らしい生活」をしやすい

もっと自然に近い場所で暮らしてみたいなら、小浜島や西表島などもあります。

現在の西表島求人には、ホテルだけでなくスーパーで働く住み込み求人もあります。

仕事が終わったらジャングルや海が身近にある生活は、大きな街ではできない経験です。

小浜島にもリゾートホテルのレストラン、裏方、館内全般業務などの求人があります。

ただし、こうした島では石垣島との移動に船を利用します。

毎日簡単に都会へ出られる生活ではありません。

「静かな場所で暮らしたい」という気持ちと、

「店が少ない環境でも大丈夫か」

をセットで考える必要があります。

本当に不便な場所ほど「何もないこと」が魅力になる

離島生活を希望する人の中には、

「コンビニも少ないような場所へ行ってみたい」

という人もいるでしょう。

その場合、生活の不便さそのものを楽しめるかが重要です。

都会なら、

「必要になったから仕事帰りに買う」

で済むものでも、島によっては簡単に買えないことがあります。

外食できる店や営業時間も限られる場合があります。

逆に、

・休日は海を見て過ごしたい
・買い物をあまりしない
・人の多い場所から離れたい
・静かな環境で生活したい

という人には、その不便さが魅力になることもあります。

離島は「便利か不便か」ではなく、自分が望む生活に合っているかで選びます。

北海道なら利尻島・礼文島という選択肢もある

離島というと沖縄を想像しやすいですが、北海道にも住み込み求人があります。

代表的なのが利尻島や礼文島です。

特に春から夏、秋口までの観光シーズンにホテルや飲食店などの求人が出ます。

現在の求人でも、8月から3か月程度の募集や、寮費・食費・水道光熱費無料、Wi-Fi付き個室寮といった条件があります。

休日には登山やトレッキングなど、南の島とは違う過ごし方ができます。

「離島=南国の海」ではありません。

暑さが苦手で、山や涼しい夏を楽しみたいなら北の離島も候補になります。

仕事はホテルだけとは限らない

離島のリゾートバイトでは、一般的なホテル・旅館の仕事が中心ですが、島によって特徴的な仕事もあります。

代表的なのは、

・フロント
・レストラン
・客室清掃
・調理、調理補助
・売店
・館内全般業務
・マリンアクティビティ
・ツアーガイド

などです。

現在の与那国島求人には、ホテルのフロント・清掃に加えて、ツアーガイドやレンタカー受付など複数業務を担当する求人があります。

西表島ではスーパーでの販売業務も募集されています。

小さな島では、一つの仕事だけを担当するより複数の業務を任される求人もあります。

「フロントだけをしたい」など職種を限定するなら、大型ホテルのある島のほうが探しやすい場合があります。

マリンスポーツ目的なら仕事内容までマリン系にする必要はない

離島へ行く目的が、

「休日にダイビングをしたい」
「海で遊びたい」

なら、必ずマリンスタッフとして働く必要はありません。

ホテルの清掃やレストランで働き、休日だけ海へ行く方法もあります。

むしろ仕事までマリン系にすると、

「仕事でも海、休日も海」

となります。

海遊びを純粋に休日の楽しみにしたいなら、仕事内容と休日の目的を分ける方法もあります。

一方、マリンスポーツそのものを仕事にしてみたいなら、ツアーやアクティビティ関連から探します。

離島は寮の条件をいつも以上に確認する

離島では、寮が合わなかったときに簡単に別の部屋を探せるとは限りません。

そのため応募前に寮条件を細かく確認します。

特に見たいのは、

・個室か相部屋か
・風呂、トイレは自室か共用か
・エアコンがあるか
・Wi-Fiが部屋で使えるか
・洗濯機があるか
・寮から勤務先まで何分か

です。

現在の離島求人にも、風呂・トイレ付き完全個室やWi-Fi付き個室があります。

逆に共用設備の多い寮もあります。

「島が気に入れば部屋は何でもいい」と思っていても、2~3か月毎日生活すると負担になる可能性があります。

島と同じくらい寮を重視してください。

食事付き求人は離島と相性がいい

離島では、食事条件も重要です。

街中の求人なら、食事が出なくても近くのスーパーや飲食店へ行けます。

しかし小さな島では、店の数や営業時間が限られることがあります。

そのため、

・勤務日に何食出るか
・休日も食事が出るか
・自炊できるか
・スーパーまでどう移動するか

を確認します。

特に車を持っていない場合は、

「スーパー車10分」

では自分で簡単に行けない可能性があります。

寮の食事と買い物環境はセットで確認してください。

医療機関も応募前に一度確認しておく

数日の旅行ならあまり意識しなくても、数か月生活するなら医療機関も確認しておきたいところです。

沖縄県には離島を支える県立病院の附属診療所がありますが、すべての島で都市部と同じ医療を受けられるわけではありません。

持病がある人や定期的な通院が必要な人は、

「勤務先の近くに何の医療機関があるか」
「定期的な通院を続けられるか」

を確認してから応募したほうがよいでしょう。

薬を継続している場合も、勤務期間分をどのように確保するか出発前に考えておきます。

インターネットとスマートフォンの電波も生活インフラ

離島で暮らすなら、Wi-Fiも単なる娯楽ではなく生活インフラになります。

家族との連絡、ネット銀行、動画、オンライン手続きなど、多くのことをスマートフォンで行うからです。

求人にWi-Fiありと書かれていても、

・自室で使える
・共用スペースだけ
・有料

など条件が違います。

さらに、自分が利用している携帯電話会社の電波状況も確認しておくと安心です。

特にパソコン作業やオンライン授業などをするなら、「Wi-Fiあり」だけではなく実際の利用状況を担当者に聞きます。

小さな島ほど船の運航を生活の一部として考える

石垣島から小浜島、西表島、竹富島などへは定期船があります。

ただし船は海上状況の影響を受けます。

実際に八重山の航路では、台風による全航路欠航や、海上のしけによる西表島・鳩間島航路の欠航が発生しています。

これは旅行日だけの問題ではありません。

島で暮らしている場合、

・休日に石垣島へ行く
・本土へ帰る
・次の勤務先へ移動する

といった予定にも関係します。

契約終了の翌日に絶対に飛行機へ乗らなければならない日程などは、余裕を持って組んだほうがよいでしょう。

小笠原のように移動そのものが生活を左右する島もある

さらに離れた島では、移動条件が大きく変わります。

父島へ向かう「おがさわら丸」は、東京・竹芝から父島まで約24時間かかります。

毎日運航している船でもありません。

このような島で働くなら、

「ちょっと本土へ戻る」

という生活ではなく、数か月その島で暮らす前提になります。

離島生活に強く憧れているなら魅力がありますが、

「何かあればすぐ家へ帰りたい」

という人には、飛行機で移動しやすい石垣島や宮古島などのほうが合う場合があります。

車の免許が必要な求人もある

離島では車の有無も重要です。

現在の西表島の販売求人や小浜島のホテル求人などには、普通自動車免許を応募条件にしているものがあります。

仕事で車を運転するために免許が必要な場合もあります。

また、仕事では使わなくても休日の移動に車があると便利な島があります。

免許がない人は、

・徒歩で生活できる
・自転車貸し出しあり
・勤務先の送迎あり
・公共交通機関が使える

という条件から探しましょう。

「離島求人=車なしでも問題ない」とは限りません。

海の近くで暮らしたいなら季節も選ぶ

南の離島は年間を通して求人がありますが、季節によって生活の雰囲気は変わります。

夏は海やマリンアクティビティを楽しみやすく、観光客も増えます。

一方、台風などで交通機関が影響を受けることもあります。

冬は本州より温暖な地域が多く、寒い時期を避けて生活したい人にも候補になります。

北海道の利尻島・礼文島などでは反対に、春から夏を中心に季節求人が目立ちます。

「離島へ行きたい」だけでなく、

「その島で何をしたい季節なのか」

まで決めて求人を探します。

離島だから給料が高いとは限らない

離島生活には特別感がありますが、離島だから必ず高時給というわけではありません。

現在の沖縄離島求人には時給1,000円台前半からの募集もあります。

一方、北海道の利尻島では時給1,300~1,500円程度の求人も見られます。

地域、職種、経験条件によって差があります。

貯金も目的なら時給だけでなく、

・寮費
・水道光熱費
・食費
・交通費
・実際の勤務時間

まで比較してください。

離島ではお金を使う場所が少ないため自然に貯まりやすいケースもありますが、休日にマリンスポーツや観光を楽しめば支出も増えます。

交通費は「島まで全部無料」とは限らない

離島求人にも交通費支給があります。

ただし、

・支給上限あり
・契約満了が条件
・一度自分で立て替える
・指定された交通手段で赴任する

など条件があります。

飛行機、フェリー、空港から港までの移動など、経路が複数になる離島もあります。

応募する前に、

「自宅から寮まで、どの区間が交通費の対象ですか」

と確認しておくと分かりやすくなります。

派遣会社の指示を受ける前に航空券などを自分で予約しないほうがよい場合もあります。

離島移住を考えている人の「お試し生活」にも使える

将来、地方や離島への移住を考えている人にとっても、リゾートバイトは試しやすい方法です。

旅行で3泊するだけでは、

・普段どこで買い物するか
・雨の日はどう過ごすか
・島の人との距離感
・仕事をしながら暮らせるか

までは分かりません。

2~3か月生活すれば、観光とは違う島の日常を経験できます。

「この島ならもっと住みたい」と思えば、勤務延長や将来の移住を考えることもできます。

反対に不便さが合わなければ、契約満了で帰ることができます。

いきなり住民票を移して家を借りるより、試しやすい方法です。

初めての離島なら「便利さを1段階残す」

初めてなら、最初から最も不便な島を選ぶ必要はありません。

たとえば、

第一段階
石垣島・宮古島など、市街地があり飛行機で移動しやすい島

第二段階
小浜島・西表島など、船移動が必要な島

第三段階
本土への移動に時間や日数がかかる島

と考える方法があります。

まず比較的生活しやすい島で2~3か月暮らし、

「もっと静かな場所でも大丈夫そう」

と思ったら次に小さな島へ行くこともできます。

離島感を最大化することより、自分が契約期間を最後まで楽しんで暮らせることを優先しましょう。

島を選ぶ前に5つだけ決めておく

離島求人を探す前に、次の5つを決めてください。

決めること例
離島で何をしたいか海・自然・移住体験・静かな生活
どこまで不便でも大丈夫かコンビニ徒歩圏内は必要など
車を運転できるか免許あり・なし
何か月暮らせるか1か月・2~3か月など
寮で譲れないもの個室・Wi-Fi・風呂トイレ付きなど

ここが決まれば、

「沖縄の島ならどこでもいい」

ではなく、

「2~3か月、個室Wi-Fi付き、車なしでも買い物でき、海が近い島」

という求人の探し方に変わります。

最後に派遣会社へ、仕事だけでなく「実際の生活について教えてほしい」と伝えてください。

スーパーまでの移動方法、医療機関、携帯電話の電波、寮のWi-Fi、船や飛行機の利用方法まで聞いたうえで、それでも暮らしてみたいと思える島を選ぶ。

それが離島リゾートバイトで後悔しにくい選び方です。

出典

アルファスタッフ|離島リゾートバイト特集
アルファスタッフ|離島のリゾートバイト求人一覧
ダイブ|離島 リゾートバイト・住み込み求人一覧
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